ミニマリストと私②

Take home message:家族を巻き込むには相手を立てながら(子供もね)、自分が率先

相手のテリトリーにずかずかと入っていくことは、家族と言えどはばかられます。家族がいる中で紆余曲折を経ながら、すっきりした生活を目指す方にはゆるりまいさんの著書『わたしのウチにはなんにもない。』がおすすめです(2冊シリーズで続編もあります)。第1巻のサブタイトルが、「物を捨てたい病」を発症し、今現在に至ります。片付けられないことが病気と最近認定されていますが(こちらは医学的に)、捨てすぎるのも病気だったのですね(医学的な認定はまだです!?)。ミニマリスト熱に浮かされていた自分を大いに反省しました。

子供たちにも「片付けろ」が口癖です。学校の宿題で、我が家のモットーを聞かれたときも(今も昔も変わらないのですね)、1に片付け、2に片付け、3,4がなくて5に片付けと書いておいてと言いました(狂気)。私は床にモノが置いてあると我慢できずに捨ててしまいます(危)。勉強ができて部屋が汚いよりも、勉強はそこそこで部屋がきれいなほうがいいに決まっています(言い切った、そこそこが大事なところ)。私が時折大事なプリントも捨ててしまうらしく、ブーイングが出ます(学校の先生に提出を求められたのに私が捨ててしまったらしい。先生、それ父のせいです)。私の家では床に置いてあるものはゴミです(キリっ)。

妻はもともときれい好きなので、こまめに掃除もしてくれます。なので妻にはなるべく言わない、やらないつもりが、スポンジの色や食器洗剤の色(なぜにあんなにカラフルなのでしょう?)が気になっていろいろいじってしまって、最初は”怒(おこ)”でした。

うすうす感じていた私は、グレーのスポンジを買いました。その名も『マーナのおさかなスポンジ』(190円)、スポンジ1個で少しお値段が張りますが、グレーはあまりなく、かわいかったので。もちろん今は”四角”のモノトーンスポンジを彼女が自ら購入しています(色と形の統一!)。徐々に食器の数も減り、台所もかなりすっきりしていて大満足です(私だけ?)。調味料の類もきれいに白で統一されて素敵になりました(流石!)。

好みもあるでしょうから、他の皆さんがどのように工夫されているのか見てみたい場合は、メディアソフト書籍部『モノは最低限、幸せは最大限』(いろいろなテイストがあるのでお気に入りが見つかるのではないでしょうか)、YUKIKO先生『ほんとうに必要なものしか持たない暮らし Keep Life Simple!』(小さい子供を抱えながらのノウハウたくさん)、やまぐちせいこ先生『少ない物ですっきり暮らす(正しく暮らすシリーズ)』(きちんと家族の了承を得てから処分とあります。子供も例外ではありません。恐れ入ります。)

先日、妻の実家から帰ってきた子供が、リビングに入ってくるなり、「うちは殺風景だな!」と叫んでいました(妻の実家は農家で昔ながらの大きな家なのです)。「失礼な!」と言い返しましたが、父は内心ほくそ笑んでおりました。子供たちよ、素敵なシンプルライフへようこそ!

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