この年にしてまた試験を受けるなんて、しかも筆記試験!MCQではないんだよ。子供たちに鉛筆と消しゴムを借りて行ってきました。もちろんAnswer in English!解答を英語で書くのは英作文以来なかったな。
New York timesからの英語、筆者はAlan Burdickさん、New York timesの科学系記事の編集者のようです。Out of Eden: An Odyssey of Ecological Invasionという本や“Why Time Flies: A Mostly Scientific Investigation.” の著者ですが、和訳本はなく知りませんでした。。。
さて、AIに関してのletterというかEssayですが、タイトルがなんかいつもと違うと思いませんか?Why Should A.I. afraid of Us?ですからね。いままでの論調として作った人間側が仕事が減るのではとか、A.I.に支配されてしまうとかが多いように思います(またそういった恐怖や負の感情に訴えるタイトルはよく読まれるようです。人間の損失回避行動の一種ですよね)。
医学系の入試としては最初に心理士A.I.アプリに触れられています。相手がA.I.で心を開くの?と問題提起してるよ。ラポール形成という言葉は出てこなかったけれど、”Theraeutic relationships”AlexaやSiriに今日の天気は聞いても、「上司と嫌なことあったわー」とか「振られたわー」って言わないよね。社会的倫理や常識、協力して何かを成し遂げようといった(これもある意味、社会常識)ことを学習できないと機能しないよ。最初の英語”benevolent”は慈善という意味、”reciprocity”は相互主義という意味でした(英英辞典で書かれて、よくわからんかった)。人文系の単語は出てこないな~。
私たちが運転していて、A.I.搭載の無人自動車だったら道譲るかな(美人には譲るけど)?無人自動車に、割り込まれたら余計にイラっとする?煽っちゃう?もし、こういったことを学習していったら、事故起きまくるんじゃない?皆さんはどうかしら。すでに実験(チューリング・テスト)がなされているんだって。チューリングテストなんて知らんわ!と思っていたら、息子の本に載っていました。。。機械と人間を見分けるためのテストで、人工知能(機械)と5分間チャットをして人間が機会だと見破れない場合が30%以上だと機会に知能があるとみなすという試験のことだよ。道路ではドライバーいないから見分けつくと思うんだけどな。
A.I.に絡んだアメリカのドラマがあるらしく(自動運転の車が立ち往生するなんてエピソードもあるって)、この記事にも出ているのだけれど、”Westworld”というらしい。知ってた?取材された研究者は知らないって。医者も医者のドラマ全部把握しているわけじゃないもんね。A.I.テーマパーク(Westworld)を舞台にした連続ドラマでシーズン3まであるんだって。
A.I.も作成する上でのコンセンサスを決める取り組みをしているらしいよ。記事にはないけれど、さっきの息子の漫画で「アシロマAI23原則」というのが載っていたよ。Advanceなtechnologyに倫理や法律が追い付くのが難しいね。
これを院試で読ませるとは、苦しいぞ!きちんと単語については注釈をつけてあったけれどね(といっても英語でね。英英辞典のような感じ)。こういう読み物が読めるくらいに英語ができたらな~。
A.I.もので、読み物として面白かったのは東大ロボを作ろうと奮闘した新井先生の2作。A.I.ロボは数学なんかは得意だけれど、英語や国語の問題が解けないなんてビックリ!国語もっと勉強しておけばよかった。。。
Machine learningはすでにNEJMでも取り上げられているよね。
西伊豆の仲田先生が訳されていたけれど、こういったReviewを読んで興奮できる知的レベルがうらやましい!すごい人ですよね(尊敬)。
A.I.が人間を恐れるというか、共存共栄のためには善意や社会的なコンセンサス(行動規範、倫理)が必要なのかなと感じます(こんな結論でいいのかな?)。
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