Humor studies オリジナル論文⑪

William B. Strean. Creating Student Engagement? HMM: Teaching and Learning with Humor, Music, and Movement. Creative Education Vol.2, No.3, 189-192

William B. Strean先生は、カナダのアルバータ大学の先生、これは2011年の論文(エッセイ?)です。Somaticsの理論をベースに体得する学びを推奨している先生のよう。歌って、踊って、笑って学ぼうっていい先生だな!

Somatic perspectives

(彼の理論のひとつがSomaticsということで紹介している)彼曰く、ユーモア、音楽、動きは体性的な気付きを目覚めさせ、より深い学びの経験を手助けする。「本で学んだことはまだ本の中にある傾向にある」や「体得するまでは学びは神話」なんて言われている。体得するのにはユーモア、動き、音楽が必要だ!<今回はHumorのところを記載することとする>

Student engagement

Student engagementはどのくらい生徒が学びに興味を持ち、巻き込まれているか、どのくらい講義とつながっているかである(Axelson & Flick, 2011)。

How about Humor?

・先生-学生間のつながりを構築(Berk, 1998)

・記憶の定着、素早い吸収(Bryant & Zillman,1989; Opplinger, 2003;Schmidt, 2002)

・モチベーションのup、単調さの軽減、心理的ハードルの破壊(Neumann, Hood, & Neumann,
2009)

・学ぶ楽しみや講義や講師にポジティブな感情を抱く(Wanzer & Frymier, 1999)

・学生の興味やかかわりを増強、学びに対するポジティブな効果(Baumgartner and Morris, 2008)

著者はBerk 1998やStrean 2008をおすすめ

Conclusions

生徒にコミットしてほしければ、ユーモア、音楽、動きは価値あるmethodだ!

私見

音楽(イントロはGet me started!やエンディングで使う)や動き(Braindance)の項目も面白かった(DanceのHPは直接はアクセスできなかったけれど、見つかった)。この人の講義は聞いてみたいな!歌って踊って、楽しかったね、お時間ですっていいなw それで記憶に残るなんて素敵じゃないか!

Discussion向きな論文かも(2022/2/27 追記)

Closing soundのところの歌詞を(Carol Burnett)

I’m so glad we had this time together,
Just to have a laugh, or sing a song.
Seems we just get started and before you know it
Comes the time we have to say, “So long”.

参考文献はおすすめではなくてこちらを孫引き!

Neumann, D. L., Hood, M., & Neumann, M. M. (2009). Statistics? You
must be joking: The application and evaluation of humor when
teaching statistics. Journal of Statistics Education, 17, 16 pages

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